USBメモリにWindowsいれてみる


http://orz.kakiko.com/kaeru/index.html
を参考にUSBメモリ上で動くWindowsを作ってみたので手順を。
なおこれは独り言なので自己責任でどうぞ


1:対象PCがUSBブート可能か調べる
少ない容量でも良いので手持ちのUSBメモリを用意してまず確認する。
単純にフォーマットしてシステムファイルをコピーするだけでもいいし
他に以下のフォーマットツールを使うと簡単だ。
http://h50146.www5.hp.com/support/softpaq/dt/SP27213.html
http://www.pctipp.ch/downloads/dl/32594.asp
使い方は、普通のエクスプローラで空のフロッピーを1枚起動ディスクでフォーマット
次にツールを立ち上げてUSBディスクを指定しつつ、コピー元起動ディスクを入力する
欄があるので、フロッピーからコピーするように入力
他にパーティションがアクティブでないと無視される場合もあるので、
Linuxのfdiskあたりでアクティブのフラグを立てて成功すればOK
ぐぐキーワード:USB、boot、Windows


2:ひいきの電気屋さんに出かけてUSBメモリを買ってくる
ごひいきでなくてはいけない。動作しなくても笑って許せなくては。
のちのWindowsUpdateも考えると4GB以上は欲しい
そして上のツールでブート可能なUSBメモリか確認する。エラーが出るなら
USBメモリを認識してるので何らかの手はあるかも
ぐぐキーワード:USB、boot、Windows


3:USBメモリを認識するWindowsインストールCDを作る
正確に言うと、標準のインストールCDはインストールできるけど
再起動時に自分を認識できないためブルースクリーンになってしまう。
そこで
http://orz.kakiko.com/kaeru/index.html
にあるようにUSB関連のドライバを
読むように設定する
ちなみにライセンスはちゃんとご用意を
できあがったら、isoファイルにするためにbbie.exeとmkiso.exe、
CD-RライティングソフトとWindowsインストールCDと同じ容量の
CD-Rを用意(たぶん640MB)
詳しくはこのへん
http://homepage2.nifty.com/winfaq/wxp/setup.html#1421
bbie.exeを使って元のインストールディスクからブートイメージファイルを作る
bbie.exe (CDのドライブ)
image1.binを上で作ったディレクトリに放り込んでISOファイルを生成
mkisofs -b image1.bin -no-emul-boot -J -N -o (作りたいisoファイル名) (作ったディレクトリ)
次にライティングソフトを使ってCD-Rに焼く。ライティングソフトによっては
image1.binの指定が必要
ぐぐキーワード:USB、WindowsService Pack、ブート可能


4:対象PCのHDDを取り外すか認識しないようにする
インストールを始める前にHDDが入っていたら外す。
WindowsインストーラがHDDの起動部分を勝手に書き換えてしまうため
BIOSでdisableにでもするか外す。
するとあきらめてUSBメモリのほうに起動用のシステムファイルを
書いてくれる(ntldrなど)
なんでやねんと、ここでMSにつっこみを入れなくてはいけない


5:インストールCDを起動してUSBメモリを認識させてインストール
CDで起動してUSBメモリを挿してしばらく待つ。
パーティション選択のところで認識するかどうかがミソで
たまにこのディスクにはダメとか言って来るがUSBメモリ
パーティションを消して再度上のフォーマットツールで確保しなおすとOK
だったりするので良くわからない。
ちなみにFAT32を使用
しばらくすると最初のファイル郡をメモリにコピーしてくれて再起動となる。


6:USBメモリで一回起動してみる
しかし大概ダメです。
そこで、インストールされたUSBメモリの内容(Windowsフォルダ)を
一回バックアップして、手動で起動可能にする。
バックアップの際、ntldrやboot.iniファイル(不可視なので注意)とかも取っておく。
そしてUSBメモリを上のフォーマットツールで一回Quickフォーマットする。
今度は起動ディスクにはしない。
そして、USBメモリにバックアップしたファイルの中から
ntldr、ntdetect.com、boot.ini、bootdont.bin
の順番でコピー(これ重要)
あとはWindowsフォルダも同じくコピー
そしてもう一回USBメモリで起動してみる。
この段階で結構試行錯誤が必要だが、
上のフォーマットツールでMSDOSが起動できているなら出来るはず。
ぐぐキーワード:windows、起動ディスク、ntldr


6:起動できたら幸せにインストールの続きが始まる
メモリは書き込みが遅いので相当な時間を覚悟
途中USBドライバのインストールダイアログが出てくるのでOKする


7:Windowsの設定を行う
インストールが終わって再起動して成功したら、いったん別Windows
メモリの内容を丸ごとコピーしておくと良い。
ココから先はCFなどを起動ディスクにしたときと同様の問題が発生する。
最初に、フラッシュの寿命が心配なので、
スワップやインターネット一次ファイル、
マイドキュメントの位置を設定してとりあえず軽くする。
HDDがついていたらそちらに設定。
この状態でも動くには動くのだが、Cドライブがリムーバブルディスク
なっている場合は、WindowsUpdateや.netなどが動かないのでまともに使えない。
そこで
http://www29.atwiki.jp/mobile_no_hdd/pages/96.html
このへんを参考に
http://www.xpefiles.com/viewtopic.php?t=92&sid=531320d05ceeb4b66a27a978b49edafa
をおとしてくる
そして、レジストリエディタを起動して
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\USBSTOR
の下にあると思われるドライブ名をcfadisk.infに設定する
%Microdrive_devdesc% = cfadisk_install,USBSTOR\ほにゃらら
といった感じに書けばオッケー
あとはページを参考にインストールする。
インストール時に互換性の警告が出るがOKして進む
再起動後にマイコンピュータ上でCドライブが普通のディスクになっていれば成功。
ぐぐキーワード:CF、Windows、リムーバブル、windowsupdate


8:WindowsUpdateする
あとはSP2を当てても問題ないのでSP2のネットワークインストール用を
落としてきて入れればOK